■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□          秒殺! 公務員試験「一般知能」超高速解法   第 15 号 (再配信最終号) □■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■           ●アタマを柔らかくして           ●色々な角度から           ●意味を持って!  ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ●いよいよ「最終号」になりました。  全15回のBNはほとんどオリジナルのままのものもあれば、大幅に  書き換えたものもありますが、お伝えしたかったのは、「一般知能」  の「問題」を「数学」としてではなく「知能的」に捉える習慣をまず  持つことが「超高速解法」の第一歩になるということです。  そういう「意識」で最終号もご覧になって頂ければと存じます。 ------------------------------------------------------------------               ≪平 均 算≫      A、Bの2クラスでテストを行ったところ、A組の平均点は73点   で、B組の平均点は69点だった。A、B両方の組全体の平均点が   70.2点だったとすると、A組とB組の人数の比はいくらか。                     (A:B)    1.1:5    2.2:6    3.3:7    4.4:8    5.5:9 ★「超高速」の解法   73−70.2=2.8   70.2−69=1.2   1.2:2.8=3:7 正答3(3:7) ◆この問題は全体の「平均点」と各組平均点の「差」のみで「比」  の「バランス」をとって終了!です。   ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞        ≪ 水 槽 問 題 ≫   ある水槽にA管で6分、B管で7分水を入れると満水になる。また   A管で3分、B管で12分入れても満水になる。この水槽にB管の   みで水を入れると何分で満水になるか。       1.14分    2.15分    3.16分    4.17分    5.18分 ★「超高速」の解法  6−3=「3」  12−7=「5」  Aで「3」分の量がBで「5」分の量に 『等しい!』 ので     A1分あたりの給水量:B1分あたりの給水量は     『逆比!』で 「5」:「3」 となる。  「5」×6+「3」×7=「51」  「満水」が「51」なので  「51」÷「3」=17       正答4(17分) ◆「超高速」のポイントは、    『等しい!』部分に 注目 すること!   (標語:「等しい部分」、さがせば結構あるものだ!) ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞              ≪ 通 過 算 ≫   長さ200mの列車Aが、あるトンネルを通過するのに50秒かか   った。また長さ100mの列車Bがこのトンネルを列車Aの2倍の   速さで通過すると20秒かかった。このトンネルの長さはいくらか。      1.100m    2.200m    3.300m    4.400m    5.500m ★「超高速」の解法  列車Bの速さを列車Aの速さに そ ろ え る !    つまり列車Bの速さを「強引に」1/2にするのだ!    すると列車Bの「通過」にかかる時間は        20×2=40で         40秒となる。           よって  「通過」するときのAとBの「時間」の「差」は        50−40=10(秒)  「通過」するときのAとBの「距離」の「差」は        200−100=100(m)               よって        列車Aは100mを10秒で進むことになるので        100÷10=「10」(秒速10m)            あとは、        「10」×50=500(m)        500−200=300                     正答3(300m)   ◆通過算の基本確認  「長さ」のある「列車」が「トンネル・鉄橋など」を「通過」  するときに進む「距離」は、      列車の長さ+通過するものの長さ    です。このイメージを忘れずに! ★「超高速」のポイントは、     2つの「速さ」を そ ろ え る !      あとは、そろえた 「等しいもの」 を基準に       「ちがい」に 注目 すれば楽勝。   (標語:「等しい部分」、なければ自分で作っちゃおう!) ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞           ≪ ツ ル カ メ 算 ≫  ツルの足は2本、カメの足は4本です。今、ツルとカメが合わせて  10匹いてその足の数の合計が26本のとき、カメは何匹いますか。  (選択肢はありません) mazuha jibunde kangaete ne!(^^)/ ------------------------------------------------------------------ ●この問題の解法は多数ありますがここでは5種類!やってみます。こ  の5種類の解法を通じて「あなた」のアタマを柔らかくしていって下  さいね。  では、≪その1≫ からやります。 ------------------------------------------------------------------ ≪ 解 法 そ の 1 ≫   ●「I」を使って「方程式」を組みます。  カメの匹数を「I」として、ツルの匹数を「10−I」とすると  4I+2(10−I)=26  となり、「I」について解くと  4I+20−2I=26  2I=6  (※ I=6÷2)  I=3(答 カメは3匹) ------------------------------------------------------------------ ≪ 解 法 そ の 2 ≫ ●「I」と「y」を使って「連立方程式」を組みます。  カメの匹数を「I」として、ツルの匹数を「y」とすると    ・I+y=10・・・ア  ・4I+2y=26・・・イ  ・2I+2y=20・・・ア×2  ・4I+2y=26・・・イ   2I=6・・・(ア×2)−イ    (※ I=6÷2)   I=3 (答 カメは3匹) ------------------------------------------------------------------ ≪ 解 法 そ の 3 ≫ ●10匹全部がツルと「仮定」すると、  2×10=20    26−20=6  6÷(4−2)=3 (答 カメは3匹) この解法では、10匹全部をツルだ!と強引に「仮定」することによ  って「全体の足の本数の差6本」を浮かび上がらせてその「全体の差  6本」を「1匹あたりの足の本数の差」で割ってカメの匹数をだして  います。これは、      「全体の差」÷「1あたりの差」=「数」  という「差集め算」や「過不足算」の考え方とまったく同じです。  答がでる直前の式 6÷(4−2) の「6」が全体の「差」で、  (4−2)はカメとツル1匹あたりの足の本数の「差」です。    ポイントは「差」を「差」で割るという発想と、「答の直前の式」に  ちゃあんと「意味」がある、ということです。  解法1と2においては答がでる直前の式(※マーク)に「意味」を感  じながら解くことはほとんどありえない点と比較してみて下さい。 ------------------------------------------------------------------ ≪ 解 法 そ の 4 ≫ ●10匹全部がカメと「仮定」すると、  4×10=40    40−26=14  14÷(4−2)=7 (これはツルの匹数)  10−7=3 (答 カメは3匹) この解法では、10匹全部をカメだ!と強引に「仮定」することによ  って「全体の足の本数の差14本」を浮かび上がらせてその「全体の  差14本」を「1匹あたりの足の本数の差」で割ってまず、ツルの匹  数をだしています。  このように解法3と4のような形の「仮定法」では、すべてをツルと  仮定すれば、まずカメの匹数がでて、すべてをカメと仮定するとツル  の匹数から先にでます。  答がでる直前の式 14÷(4−2) の「14」が全体の「差」で、  (4−2)はカメとツル1匹あたりの足の本数の「差」です。    この解法4は解法3とまったく同じ発想の解法で、ツルカメ算の仮定  法としてけっこうポピュラーだったりします。ただ、この発想をどの  くらい「パターン」として認識し、応用できるか、が「超高速解法」  をマスターするポイントです。  ちょっとその例をやってみます。次の「速さ」の問題を考えて下さい。 -------------------------------------------------------------         ≪走って疲れたら歩く甲太郎君≫   A町から7kmはなれたB町へ行くのに、はじめ時速10kmで   走ったが疲れたので途中から時速4kmで歩いた。A町出発から   B町到着まで1時間かかったとすると走っていた時間は何分か?      kanarazu jibunn de mazu kangaete kurekure (^^)/ ------------------------------------------------------------- ●この問題の解法は「一般的」には「方程式」でしょう。  こんな感じです。  走った時間を「I時間」とおくと  10×「I」+4×(1−I)=7  10I+4−4I=7  10I−4I=7−4  ※(10−4)I=7−4  6I=3  (※ 3÷6)  I=1/2(時間) 答 30分  と特に難しい問題ではありませんが、  ポイントは  答の直前の式「※3÷6」に「意味!」を感じるかどうかです。  少なくともそこには「超高速解法的意味」はありません。あるのは、  両辺をIの係数6で除するという「作業」のみです・・・      ●実はこの問題は「ツルカメ算」です。「えっ」ということは仮定法で  解けるの?  やってみます。  すべて「歩いた」と「仮定」すると  4×1=4(km)  7−4=3 あと3km足りなーい。  この3kmの「差」を歩く速さと走る速さの「差」で埋めるので  3÷(10−4)= 3÷6 =1/2(時間)  「答 30分」 で終了です。  これを「速さのツルカメ算」と呼びます。この式の流れは上の解法3  と4とまったく同じ構造です。  答の直前の式「3÷6」や途中の7−4や10−4にちゃあんと「意  味」があることを「意識」して「方程式の解法」と見比べて下さい。  一見「ツルカメ算」にはとても思えないような問題でも「超高速解法」  のパターン認識能力でそれと見破ってしまえば          「全体の差」÷「1あたりの差」    という解法パターンを用いてツルやカメの数を求めるのとまったく同  じストーリー展開でサッサッと終了させることができるのです。  この「速さのツルカメ算」が使えると相当「おぬしできるな」って感  じです。  では、最後に「その5」としてなんと「平均算」で「ツルカメ算」を  解いてみましょう。 ------------------------------------------------------------------ ≪ 解 法 そ の 5 ≫ ●合計10匹、合計26本なので  いきなり 26÷10=2.6 と1匹あたりの「平均」をだす!  次にこの「平均」と        「カメ」1匹あたりの足の数との差 4−2.6=「1.4」    「ツル」1匹あたりの足の数との差 2.6−2=「0.6」  をだしたらあとは「逆比」で、ひっくり返して  カメの数:ツルの数 = 0.6:1.4=6:14=「3:7」  10匹を「3:7」に分けるとカメは3匹  (答 カメは3匹) ●「平均」という言葉でお気づきでしょうか? 実はこの解法は今号の  一番最初の「平均算」とまったく同じです。  「まったく同じ」であることはこの「ツルカメ算」を次のように書き  換えるとはっきりわかります。  冒頭の「平均算」と見比べて下さい。 ------------------------------------------------------------------          ≪ ツ ル カ メ 平 均 算 ≫  ツル組の平均点は2点、カメ組の平均点は4点です。今、ツル組とカ  メ組の人数は合計10人いてその点数の合計が26点のとき、カメ組  の人数は何人ですか。 -----------------------------------------------------------------  ●冒頭の「平均算」と違う点は全体の平均がでていないところだけです。  ですから、まず、26÷10=2.6 と全体の平均を出しさえすれば  まったく同じパターンとなります。  このパターン認識が重要です。  まだまだあります。たとえばこんな問題です。 ------------------------------------------------------------------          ≪ ツ ル カ メ 濃 度 算 ≫  ツル食塩水の濃度は2%、カメ食塩水の濃度は4%です。今、ツル食  塩水とカメ食塩水を混ぜると合計10kg、濃度2.6%になった。カ  メ食塩水は何kgあったか。 -----------------------------------------------------------------  ●なんだかすごいことになってしまいましたがここで重要なことは「ツ  ルカメ算」も「平均算」も「食塩水の濃度問題」も『逆比!』で解け  る「パターン」だということです。(答は3kgです。)  現実問題として「ツルカメ算」を「逆比」で解くことがベストかどう  かはともかく、ここで言いたいことは、一見まったく異なった問題に  みえてもその本質や構造がほとんど同一である場合もあり、それを一  つのパターンとして認識できれば解法のバリエーションが豊かになる  ということです。  例えば次のような数値設定の「ツルカメ算」なら「方程式」など論外  で「平均」の考え方(パターン)で一瞬で答が「見える」わけです。 (☆「26」を「30」に変えただけです) -----------------------------------------------------------------               ≪ ツ ル カ メ 算 ≫  ツルの足は2本、カメの足は4本です。今、ツルとカメが合わせて  10匹いてその足の数の合計が30本のときそれぞれ何匹いますか。                   mazuha jibunde kangaete ne. heikinzan dayo. ----------------------------------------------------------------- ●「平均算」として捉えて、まずは割り算じゃあ。  30÷10=「3」  と、「平均」が出た瞬間に、「3」は 「2と4 のど真ん中ぁ!」  なので、ツルとカメの匹数は同じ! と直感して、10を真っ二つ!  で、答、ツルカメ5匹ずつ。  いかかでしょうか? 割り算ひとつでただのツルカメ算がなんだか楽  しくなってきませんか。  それにしても「ツルカメ算」でかなりループしてしまいましたね。  ループついでに最後の最後にもう1問。 ------------------------------------------------------------------                      ≪ 食塩水濃度問題 ≫  2%の食塩水Aと4%の食塩水Bを混ぜたら3%の食塩水が1kgで  きた。AとBの食塩水はそれぞれ何gあったか? ------------------------------------------------------------------ ●もうおわかりでしょう。  2%と4%を混ぜた「平均」がちょうど2と4の「ど真ん中」の3%  になったということは、AとBは同じ量だとほとんど直感でわかり、  ABそれぞれ500gとなります。  もしAとBを混ぜた結果が3%でなくて3.5%とか3.7%とかだった  としたら4%の食塩水の方が3%の食塩水より量が多かったことになり  ます。(その逆もありです)  実は、この混合するABの食塩水の濃度と量(重さ)と、できた食塩水  の濃度の問題についてはこれを苦手とする受験生も多いのですが「逆比」  を用いれば簡単にパターン化して解いていけるのです。 ------------------------------------------------------------------- ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ★筆者へのメール → hayawaza@my.0038.net  ★ホームページ → http://www25.0038.net/~hayawaza ★このメルマガは「等幅フォント」でお読みください。 設定方法について詳しくは下記を参照下さい。  ・http://www2.osk.3web.ne.jp/~kazikeda/mua/ ★編集・発行:公務員試験 一般知能速解センター(IPSC) ★責任者 吉武瞳言  このマガジンの無断転載を禁じます。また引用の範囲でもなんらか  の利用・使用をする場合はその旨お知らせ頂ければ幸いです。   Copyright(c)2002 ICSC all rights reserved. ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■