■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□             秒殺! 公務員試験「一般知能」超高速解法                           第 10 号 「線分図」見参! □■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■       まず、次の「地方初級」の過去問を考えてください。              ≪過去問≫  A、B、C3人が原稿をワープロで清書するのに原稿を3等分し  た。Aが清書を終わったとき、Bは11枚、Cは14枚残ってい  た。また、Bが終わったときCは4枚残っていた。3人の仕事の  能率がそれぞれ一定であるとすると原稿の枚数は全部で何枚か。   1.126枚   2.128枚   3.132枚   4.135枚   5.137枚            ≪制限時間40秒≫   ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ●「超高速の解法」  この問題は「線分図」(ついに登場!)を使うと実に「あっけな  く」解けます。  結論からいうと「線」を3本書くだけでアッという間に終了です。  まず、  文中の表現を注意深く見て、      Bが「残りの」11枚を書き終わったとき      Cはまだ4枚残っていた、  と読みとってやれば    ★Bが「11枚」書く間にCは「10枚」(14−4)書く  ことがわかります。    このようにBとCの「同じ時間」で書く枚数をみつけることが第  一のポイントです。  次にこの「11枚、10枚」という具体的な枚数を仕事能率とし  て一般化します。つまり、能率の「比!」にします。  「仕事能率」というのは単純に「書く速さ」ということですから、  同じ時間で書く枚数がB11枚、C10枚なので、この数字がそ  のまま「比」になります。          ★「Bの書く速さ」:「Cの書く速さ」                      『11』 : 『10』  このように、まず最初に「速さの比」を出してしまうのが「超高  速解法」の切り口です。          ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞            ≪ポイント≫ ●問題文を読んだ時に常に、       「具体的な数字」 → 「一般化(比の形式)」  という「変換」をパッと行う習慣を身につけましょう。  「一般化」という言葉を使うとちょっと難しそうで、実際「数学」    では通常 n、r、k などの「文字」を使用して難しげな「式」と  して表現されます。  数学的要素を含む「問題」ではこの「一般化」という概念、とい  うか方法論は避けて通れない場合も多々あります。そして、この  ことが問題を解く「難しさ」となるわけです。  しかし、「超高速解法」ではこの「一般化」を「比」を用いて行  うことによって、すなわち「最も簡単な整数比」というきわめて  わかりやすい「具体的な数字」で表現し、操作することによって、  簡単にスイスイと乗り切っていく、というわけです。   つまり、  ここが大変重要な「ポイント」なのですが、  「超高速解法」では  文意を「比」に「変換」することによって、   ★「一般化」したのに「具体的な簡単な数字」で「問題」が    楽に解けていく!  のです。  ぜひ、この「変換」のコツを身につけていって下さい。 ※この問題では具体的数値「11枚10枚」がそのまま「11 10」 という「比」に置き換わるので大変わかりやすいですね。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞   ●では、ここで「線分図!」を書いていきましょう。      ★上で出した『11:10』という『比』       を線分図上のどこに書くのかがポイント       になります。    では、「手順」を「分解写真」でやりますので皆さんもごいっし  ょに実際に紙に書いてやって見て下さい。 (1)まず「線」を書く(あたりまえじゃぁ)    A、B、Cの受け持ち枚数です。3等分なので同じ長さです。     A │_________________________│     │                         │   B │_________________________│     │                         │   C │_________________________│     │                         │   (2)次に「残りの枚数」を「ひげ」で書き込みます。   B │_________________________│     │                ┃        ┃                      ┗━━ 11枚 ━━┛                       ↑                     「ひげ」   C │_________________________│     │             ┃           ┃                   ┗━━━ 14枚 ━━━━┛ ※「ひげ」は本当は角張らずなめらかな線です。(わかって下さい) (3)ここで、BとCの『書く速さの比 11と10』を書き込み    ます。    Aが書き終わったその「同じ時間」でBとCが『11:10』        という「仕事能率」で書いたら残りがそれぞれ11枚、14枚    だったという「状況」を線分図上に「ひげ」を使って「表現」      するのです。   『11』:『10』を「そこ」に書きこむ「意味」とその「感覚」       をしっかりつかんで下さい。          ┏━━━━━━『11』━━━━━━┓   B ┃________________┃________│     │                ┃        ┃                      ┗━━ 11枚 ━━┛                                                 ┏━━━━『10』━━━━━┓   C ┃_____________┃___________│     │             ┃           ┃                   ┗━━━━ 14枚 ━━━┛  これで「線分図」は「完成!」です。     ●あとは これを 「じぃっ」と 見つめる だけで          「何か」 見えてきませんか?     ●あとは これを 「じぃっ」と 見つめる だけで          「何か」 見えてきませんか?     ●あとは これを 「じぃっ」と 見つめる だけで          「何か」 見えてきませんか?                ・                ・                 ・                ・                ・ (4)★「線分図」は「完成」したら「差!!」に注目します。     ・「比」の「差」は             『11』−『10』=『1』(比)     ・具体的数字の「差」は          14−11= 3(枚)    なので          ★『1』が「3枚」に相当する!  ●このように『比』を「具体的数量」と対応させることができた瞬  間にその線分図はピカッと輝きます。(まぶしいぃ〜!)  つまり、この時点で「線分」という「長さ」で仮に表しておいた、  求めたい具体的な数量が確定するのです。(やったねっ!)  この問題の場合、BでやってもCでやっても同じですがBでやっ  てみましょう。     ┏━━━━━━『11』━━━━━━┓   B ┃________________┃________│     │                ┃        ┃                      ┗━━ 11枚 ━━┛    「Bの枚数」は      ★『1』が「3枚」に相当する! のだから、     3枚 × 『11』= 33枚   そして、     33枚 + 11枚 = 44枚    これであっさり        「Bの枚数 = 44枚」   とでました。   で、これは原稿全体を3等分したものなので   全体の枚数はこれを3倍して、     44枚 × 3= 132枚                      正答3(132枚) ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ●いかがですか?「分解写真」で解説していくと行数が長くなりま  すが、実際に「線分図」を書く「作業」は数量(枚数)を視覚的  に「長さ」で表すためわかりやすく、そこで必要な「計算」も   14−4=10   14−11=3   11−10=1   3×11+11=44   44×3=132  というようにきわめて「簡単」なことがわかると思います。    ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞             ●まとめ ★「線分図」を「完成」させたら「比の差」「数量の差」に注目!  してそこを突破口に解く。   ★逆にいえばその「差」が「見えてくる」ように「線分図」を書く!  ということ。    ★常に「比」や「数量」の「差!」を「意識」すること!  が大切なのだ。(^^)/ ※次号ではこの「線分図」を使って「和差算」をやってみます。  お楽しみに。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  ★今号は「線分図」を罫線で引いている関係でお使いのメール受信  ソフトで「プロポーショナルフォント」を指定していると画面が  ずれて表示されることがあります。その場合は「MSゴシック」  などフォント名称に「P」がついていない「等幅フォント」に設  定し直して下さい。  詳しいことや設定方法については下記を参照下さい。     設定方法 → http://www2.osk.3web.ne.jp/~kazikeda/mua/ ★筆者へのメールは → hayawaza@my.0038.net  ★ホームページ → http://www25.0038.net/~hayawaza ★編集・発行 公務員試験 一般知能速解センター(IPSC) ★事務局 〒810-0001      福岡市中央区天神2-6-17 天神商工センタービル2F ★責任者 吉武瞳言  このマガジンの無断転載を禁じます。また引用の範囲でもなんら  かの利用・使用をする場合はその旨お知らせ下さい。   Copyright(c)2002 ICSC all rights reserved. ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■