■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□             秒殺! 公務員試験「一般知能」超高速解法                           第 9 号 □■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■             ●究極の!?「あてはめ」    今回は「あてはめ」について考察します。「あてはめ」は「問題」  によって、またその「選択肢」の数字設定によっては非常に簡単  に正解をピックアップすることができます。    まず、前回の 仕上げ問題の「別解」としてちょっとやってみま  しょう。          ≪仕上げ問題(選択肢付き)≫    甲乙間を分速50mで進むA君と分速30mで進むB君の    かかる時間の差は20分です。甲乙間の距離は何mですか。     1.1100m     2.1200m     3.1300m     4.1400m     5.1500m ★「あてはめ」の解法  甲乙間の距離(m)÷速さ(分速)=時間(分)となるので                        「甲乙間の距離」は 分速50m の 50 と            分速30m の 30 の両方の数字で  キレイにさわやかに「割りきれる」ような気がする、                        きっとそうだ、                                     そうにちがいない!    そんでもって、                選択肢の1から5のうち 50 と 30 の両方の数字で  キレイにさわやかに「割りきれる」のは  1200m と 1500m だけだ!  (と、ここまでをアタマの中で、パパッと3秒くらいで考えて、)  ★よっし、「割り算」開始!(^^)/  1200÷50=24(分)  1200÷30=40(分)  そして、引き算  40−24=16(分)・・・「差」が20分じゃないのでNG!  んじゃぁ、今度は      1500÷50=30(分)  1500÷30=50(分)  50−30=20(分)・・・「差」が20分! 当ったりぃ!                            よって 正答5(1500m)                            といった感じです。  ここでのポイントは、すべての選択肢を機械的に1番から順に計  算検算)するのではなく「イケそうなもの」をセレクトするとい  うことです。 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  この問題では非常にシンプルに「あてはめ」が文字通り「はまり」  ましたが、いつでもこんなにうまくいくわけではなく、へたをする  と、「検算地獄」に陥って時間をただ無駄にすることにもなりかね  ません。  大事なことは、なんでもかんでもすぐに「あてはめ」を始めるので  はなく、その問題の(特に選択肢の)状況によって、「あてはめ」  でやるかどうかを「判断する力!」を養うということです。      ●上の例は割りとノーマルな「あてはめ」ですが「超高速解法」の  究極の「あてはめ」は「比・逆比」を用いて答を「擦り合わせる」  かなり高度なものです。そして高度なのに、その仕組み自体は  「簡単」で一旦その使い方を覚えるとに問題作成者の発想や手順  まで見透かしてしまう強力な武器となります。  なんか、難しそうに述べてしまいましたが一言でいえば        「比・逆比」を活用する「検算」です。^^ ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ●では「超高速解法」の「あてはめ」をやってみましょう。           ≪チャレンジ問題≫  あるプールをA管だけで満水するのにかかる時間はB管だけで満  水にする場合より30分短い。また、A管を4分間使用した後A  管を閉じて、すぐにB管を使用すればその後24分で満水となる。  A管だけで給水すると何分で満水になるか。   1.8分   2.10分   3.12分   4.14分   5.16分             ≪制限時間50秒≫ <ヒント>  A管とB管の「給水能力」を「速さ」とすると「満水量」が  「等しい距離」になります。これは、すでに学習済みの  「2つの異なる速さが登場」して「等しい距離がある」パターン        なので「逆比」で勝負!です。   今までの解説で再三登場したマスターキー   ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞   ★「距離」が等しいとき「速さ」は「時間」の「逆比!」   ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞  を選択肢の見極めに使うわけです。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ★「超高速」の「あてはめ」  選択肢に30を足したあと簡単な比になおすと  1.  8:(8+30) =4:19  2. 10:(10+30)=1:4 ← ※コレだぁ!  3. 12:(12+30)=2:7  4. 14:(14+30)=7:22  5. 16:(16+30)=8:23 ※「1」×24+「4」×4=『40』   『40』÷「4」=10(ドンピシャ、当ったりぃ!)    よって 正答2(10分) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ★「超高速」の解法・解説  この問題のポイントは  「各管の1分あたりの給水能力」×「かかる時間」=「満水量」  というこの問題の基本構造を見破れるかどうかです。  そして上記「3つの要素」の関係は          「速さ」×「時間」=「距離」  とまったく同じことです。             ですから「距離が等しい」ときに「速さと時間が逆比になる」  のと同様に、  「A管B管の給水能力」と「満水にかかる時間」は「逆比!」    になります。これは、    1分あたりの給水能力が大きいほど「満水にする時間」が小さく、    1分あたりの給水能力が小さいほど「満水にする時間」が大きい    という「感覚!」です。  「A管のみでかかる時間」は選択肢として並んでいるので、  それに「30分」を足して「B管のみでかかる時間」をだして、  「かかる時間」の比「A:B」をつくります。   そして、→「なるべく簡単な整数比」にします。            A:B    1. 8分 :38分(8 +30)→ 4:19  2. 10分:40分(10+30)→ 1:4  3. 12分:42分(12+30)→ 2:7  4. 14分:44分(14+30)→ 7:22  5. 16分:46分(16+30)→ 8:23    これで「満水にかかる時間」の比「A:B」が5種類出揃いまし  た。  ところで、AとBの「給水能力」はこの「逆比」なので、上で出  揃った「かかる時間」の比「A:B」を「ひっくり返し!」ます。       ≪満水にかかる時間≫    ≪給水能力≫         A:B          A:B        4:19    →   19:4        1:4     →    4:1(※)        2:7     →    7:2(※)        7:22    →   22:7        8:23    →   23:8    となります。 (※)ふっふっふ、実はこの時点ですでに「4:1」か「7:2」    のどちらかが答なのが見え見えなのだ!            なぜかというと、      「問題作成者」は「A管とB管の給水能力」を   「4:19」とか「7:22」とか「8:23」とかの      「ややこしい設定!」に するはずがない!               からです。     ですから「4:1」が本命で「7:2」が次候補になります。  このように選択肢に30分を足して「比」を作るだけで、    2つの候補にまで絞り込みが完了します。 ●あとは、この2つで「検算」して「当たれば!」終了です。  まず、当然「本命」の「4:1」の方からやります。         この「4:1」は      Aの1分あたりの給水能力 = 『4』      Bの1分あたりの給水能力 = 『1』  ということです。  問題文を見なおすと  A4分とB24分で満水になる、と「書いて」あるので   『4』× 4分 = 『16』  『1』× 24分= 『24』    よって満水量は        『16』+『24』=『40』となります。                            ところで、この満水量『40』をAの給水能力『4』で割ると  『40』÷『4』=10(分)となり選択肢2番の10分で           「当ったりぃ!!」    これで「終了」です。   ●いかがですか?  このように「逆比」の発想一本で選択肢からあっという間に「検  算」に持ちむのが「超高速解法」の「あてはめ」です。ぜひ皆さ  んの「解法の選択肢」のひとつに加えておいてください。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ★「超高速解法」は単なるテクニックではなく、「比」や「算術」  を中心にした「考え方、思考」の体系です。これをマスターする  と一般知能問題の「見方・解き方」がまったく変わって素早く正  解を『ピックアップ!』できるようになります。「方程式」が苦  手で文章題が不得意な方でも「超高速!」の考え方をマスターす  れば一挙に形勢逆転して得点源の得意科目に変身します。   ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ★筆者へのメールは → hayawaza@my.0038.net  ★ホームページ → http://www25.0038.net/~hayawaza ★編集・発行 公務員試験 一般知能速解センター(IPSC) ★事務局 〒810-0001      福岡市中央区天神2-6-17 天神商工センタービル2F ★責任者 吉武瞳言 ★このメルマガは「等幅フォント」でお読みください。  設定方法 → http://www2.osk.3web.ne.jp/~kazikeda/mua/ ★登録・解除は → http://www25.0038.net/~hayawaza  このマガジンの無断転載を禁じます。また引用の範囲でもなんら  かの利用・使用をする場合はその旨お知らせ下さい。   Copyright(c)2002 ICSC all rights reserved. ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■