━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      秒殺! 公務員試験「一般知能」超高速解法        数的推理 一問一答  NO.001 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●みなさん、こんにちは。  私は、自称「超高速解法」の伝道師、吉武瞳言と申します。  現在、某大手公務員予備校の講師として勤務しつつ、  独自に公務員試験の「一般知能」に的を絞った「一般知能速解セン  ター(IPSC)」を運営しております。  当センターの柱は   1.メールマガジンの発行   2.ビデオ講座の発刊   3.電子出版(PDF形式を予定) となっています。    今回創刊したこの『数的推理・一問一答』は既刊の『超高速解法』  の姉妹紙となりますが、タイトルの通り「数的推理」の問題を一問  ずつやっていきます。  その答をだす考え方・解法は「超高速解法」に初めて触れる方には  最初のうちはとっつきにくい部分もあるかと思いますが、少しずつ  慣れていって下さい。  習うより慣れろの精神でこの「超高速解法」の「感覚」に馴染んで  くると「秒殺」の世界がしだいに開けてきます。 -------------------------------------------------------------- ★「超高速解法!」は単なるテクニックではなく、「比」や「算術」  を中心にした「考え方、思考」の体系です。これをマスターすると  一般知能問題の「見方・解き方」がまったく変わって素早く正解を  『ピックアップ!』できるようになります。「方程式」が苦手で文  章題が不得意な方でも「超高速解法!」の考え方をマスターすれば  一挙に形勢逆転して得点源の得意科目に変身します。   --------------------------------------------------------------   では、さっそく一問目をはじめますが、考えるときのポイントは方  程式などの時間のかかってしまう既存のやり方ではなく、とにかく  なるべく短い時間で解く方法を探すべく「頭を柔らかくして問題文  を読む」ということです。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ NO.001           ≪食塩水の濃度問題≫ ●濃度が7.5%の食塩水Aと濃度が不明の食塩水Bから適当な量を  取り出して混ぜあわせ10%の食塩水を720g作る予定だったが、  A、Bの混ぜるべき量を逆にしたため実際には濃度14%の食塩水  になった。このときBの食塩水の濃度は何%か。(地方上級)  1.14.5%  2.15%  3.15.5%  4.16%  5.16.5%              ≪制限時間20秒≫ ---------------------------------------------------- 答を見る前に必ずご自分でチャレンジして下さい。(^^)/  ----------------------------------------------------            ≪超高速解法の式≫  (10+14)−7.5=16.5 答16.5%(5番) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ●この問題は食塩水の濃度問題の中でも典型的な「取り違え」のパ  ターンです。出題者は「取り違えて混ぜた」という複雑な状況設  定をして受験生を惑わせているつもりですが、「超高速解法」の  「比のバランス感覚」を身に着けていればその条件設定が逆に楽  にこの問題を解くポイントになるのです。ちなみに、この解法で  は720gという数値には意味がなくなりますので無視してOK  です。  上の「超高速解法の式」は「比のバランス」で「感覚的に」とら  えて下さい。小難しい計算や理屈は必要ありません。「秒殺でき  た」という結果が重要なのです。  当マガジンは「感覚派メルマガ!?」なのでここで終了、とした  いところですが、今号は初回なので「解説」をつけてみます。   ≪解 説≫ まず条件を整理すると   A+B→10%の食塩水720g(予定)   A+B→14%の食塩水720g(実際)   Aの濃度7.5%、Bの濃度は不明  では突然ですが、キューピーお料理教室をはじめます。    まず、「予定通り作った濃度10%の食塩水720g」と「実際  に作った濃度14%の食塩水720g」を一つの大鍋に入れてよ  くかき混ぜます。ぐるぐる。  よーく、ぐるぐるするとこの大鍋の食塩水の濃度は10%と14  %の「ちょうど真ん中」の12%に堂々と落ち着きます。  これは、2種類の食塩水を「同じ量」を混ぜ合わせればその2つ  の濃度の「ちょうど真ん中」の濃度になる、というごく当たり前  の「食塩水料理」つまり「濃度」の「比的バランス感覚」です。    ところで、この大鍋の中の「濃度12%の食塩水1440g」は  結果として「食塩水Aと食塩水B」を「等しい量」混ぜ合わせた  ものになっています。おおーっ、大発見じゃあ!   なぜかというと「予定」と「実際」はAとBの「量が逆」だから  なの。  AとBの「量が逆」になっている「予定」と「実際」をぐるぐる  するとAとBの量の差が相殺されて、結果、「等しい量」を混ぜ  たことになる、というわけです。  この着想があればこの受験生を惑わす長ったらしい過去問は一気  に以下のようなシンプルな「例題!」へと華麗に(?)変身します。 -----------------------------------------------------------  濃度7.5%の食塩水Aと濃度X%の食塩水Bを「等しい量」で  混ぜたら12%の食塩水ができた。Bの濃度は何%か。 ------------------------------------------------------------   ここまで単純な問題なら楽勝ですね。 AとBの濃度の「ちょうど真ん中」つまり「平均」が12%なの  で、(7.5%+X%)÷2=12%  となり、X=12×2−7.5=16.5   答は16.5%です。  実は、最後の式の部分の「12×2」、つまり「24」という数  字をだすのにこのような「長い説明や理屈」抜きに冒頭の「超高  速解法の式」の「10+14」のようにサラっとあっさり「感覚  的」にだす部分こそが「秒殺」のコツなのだ。    そして「一見難しそうな過去問」を → 「シンプルな例題レベル」  に変換する力こそが本当の「問題を解く力」なのです。  これを「パターン変換」と呼ぶなら、この「変換」の作業をいか  にスムーズにパッパと行えるかどうかが「超高速解法」をマスター  するカギになります。そのあたりもこれから少しずつやっていきた  いと思います。  では、また次号まで。   ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ★「食塩水濃度問題」については『超高速解法』のバックナンバーを  保存していらっしゃる方は第26号から第34号をもう一度ご覧に  なって復習してみて下さい。  また『ビデオ講座・濃度天秤法』を受講された方は今号のNO.001  の問題とビデオ講座でやった「演習8」とを繋げてみて下さい。 ★編集・発行: 一般知能速解センター(IPSC) ★事務局 福岡市中央区天神2-6-17 天神商工センタービル2F ★責任者 吉武瞳言 ★登録・解除は → http://www25.0038.net/~hayawaza ★このメルマガは「等幅フォント」でお読みください。  設定方法 → http://www2.osk.3web.ne.jp/~kazikeda/mua/ ★このマガジンの無断転載を禁じます。また引用の範囲でもなんら  かの利用・使用をする場合はその旨お知らせ下さい。   Copyright(c)2002 IPSC all rights reserved. ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■